素材への誓い。ノボナッパと麻糸(Meisi)を選ぶ理由

クロームとタンニン、両方の長所を宿した選択。
レザーの鞣(なめ)し方には、それぞれに素晴らしい長所があります。
水や汚れに強く、買ったときの美しい発色や質感をそのままキープできる「クローム鞣し」。
そして、しっとりとした質感や、使い込むほどに風合いが深まる「タンニン鞣し」。
ambaがメインの革として選んだ「ノボナッパ(Novo Nappa)」は、その両方の魅力を併せ持つ「コンビネーション鞣し」で仕立てられた特別なレザーです。
⸻
手にした瞬間の感動を、そのまま未来へ。
一般的なタンニン鞣しの革は魅力的ですが、日焼けによる色の変化が大きく、買った当初の印象から様変わりしてしまうことがあります。
クローム鞣しの「美しさを保つ強さ」と、タンニン鞣しの「育てる楽しさ」。
この2つを掛け合わせることで、手にした瞬間のときめきを保ちながら、少しずつ自分だけの愛着へと深まっていく理想のレザーが完成しました。
⸻
上質な光沢と、革を守る役割を持つ「麻糸」。
縫製に使用しているのは、手縫い糸として名高い「Meisi」の麻糸です。
ポリエステルなどの化繊糸は非常に頑丈ですが、あまりに硬く強い糸は、長年の使用でかえって革そのものを切り裂き、傷めてしまうことがあります。
麻糸は手縫いならではの上品な光沢感を演出するだけでなく、万が一の負荷がかかった際に「革よりも先に切れて革を守る」という重要な役割を担っています。
⸻
修理できるからこそ、永く寄り添う存在へ。
もし糸が切れたとしても、丁寧な手縫いで仕立てられた縫い目なら一気に解けることはなく、そこだけを縫い直す修理が可能です。
「革を傷めず、直しながら何年先も使い続けられること」
この素材選びの裏側には、製品があなたの日常に永く寄り添い続けてほしいという、私たちの切なる想いが込められています。

