革職人になるまでの道|第11話

自分でやっていくと決めたはいいものの、生活するにも、ものづくりをするにも、お金が必要です。
まずは、専門学校を卒業するまで続けていた和食店のバイトに、とりあえず戻ることにしました。
大学時代から専門学校卒業までの5年ほど、和食のファミレスで、寿司を握ったり、天ぷらを揚げたりしていました。
そのお店の立ち上げからずっと働いていて、厨房のバイトリーダーもやっていたので、出戻りは大歓迎という感じでした。
ちなみに、寿司だけは身体が覚えているので、今でもそこそこ握れます(笑)。
そんなわけで、夕方から夜はバイトをして、日中はものづくりをする。
そんな生活が始まりました。
そして、実家の近くに祖父母の家があり、使っていない部屋があったので、「自由に使っていいよ」と言ってもらい、作業場もなんとか確保。
とりあえず、生活するためのお金と、ものづくりをする場所。
この2つを確保して、そこから少しずつ、自分の仕事を始めていきました。
そんな感じで、僕の独立生活は始まりました。
続きます。

