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「フタの裏のポケットは、本当に必要なのか」

この名刺入れが誕生したきっかけは、友人から寄せられた一言の相談からでした。

「自分の名刺と、いただいた名刺を美しく分けて収めたい」

「そして、よく見かけるフタ裏のポケットは使い道がないため、あえて無くしてほしい」

使い手の素直で実質的なリクエストは、デザインの本質を再考する大きなヒントとなりました。

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あえて作らないことで生まれる、構造の美。

フタ(フラップ)裏のポケットをあえて設けない決断をしたことで、余分な革の重なりがなくなり、開いた瞬間に内装の最高級カーフ「ツェルマット」の上質な表情が贅沢に広がります。

メインの収納部には、約20枚ずつ(計40枚程度)を納める2つのマチ付きポケットとサブポケットを配置。

「自分の名刺」と「いただいた名刺」を迷わずスマートに整理できる、機能的で無駄のない設計に行き着きました。

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代表作「コンパクトウォレット」と共鳴するフォルム。

仕立てにおいて追求したのは、ambaの代表作である小銭入れ(コンパクトウォレット)との美意識の共有です。

気仙沼の内湾を思わせる緩やかなカーブラインや、総手縫いだからこそ生まれるふっくらとした立体感。

小銭入れと並べて手にした際にも、調和のとれた凛とした佇まいを維持しています。

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使い手の日常に、静かな品格を添えて。

身近な使い手の声に耳を傾け、職人の手仕事によって無駄なく形に仕上げた名刺入れ。

ビジネスの第一線で大切な相手と向き合う瞬間、手元に確かな安心感と上質な品格を添える一品です。